劇場版ポケットモンスター無印5作まとめ
「風といっしょに」を聞いていたら、なんだか急に劇場版ポケットモンスターが懐かしくなってきたよ!
この世代だと、ポケモンはハマったといっても大抵の人はハマっていたと思うので、自分がどれくらいハマっていたのかはよくわからないけど、少なくとも同世代平均くらいはポケモンにハマっていたと思うわけだが、*1どれくらいの人が映画を見ていたのかはまあよくわからない。
第1作が、子供向けアニメの映画の割には哲学的なテーマを掲げて成功したために、以降も深いテーマが含まれるようになったことで知られている。第5作までの無印(AG/DPでない)はその傾向が主に見られるらしい。(第5作は最低の興行収入で、第6作から限定ポケモンとか配りだしているあたりからも、節目と言えそう)
てなわけで、無印5作のテーマをウィキペから抜き出して整理してみた。せっかくなので、各作品ちょこっと小学生の頃の記憶を思い出しつつ、懐かしんでみる。テーマ云々とは関連づけない。当時小学生の僕には理解出来なかったし。
ミュウツーの逆襲
ポケモン映画としてはただのバトルをして悪玉を倒すという単純な構造に終わらない「自分と言うものの存在意義」という重いテーマを抱えた作品であり哲学的な考えが籠められている。
wikipedia:劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲
やっぱ、越えられない壁がある。まず主題歌(小林幸子「風といっしょに」)が名曲すぎる。紅白出場曲だし、ポケモンのくせに。
「いつものポケモンと相当雰囲気違うなあ」と思った記憶はある。ロケット団がやってきて捕まえられて退治して「やな感じー!」で終わるもんだと思っていたわけだから、そりゃもうインパクトはあったね。まぁただ小1だし、「なんとなく感動したよ」くらいが限度かと思う。
何回も言ってるけど、懐かしいのでもう一回見たい。
幻のポケモン ルギア爆誕
根底には、「他者の共生」「大人たちの行き過ぎた個人主義の功罪」について取り上げた社会的命題の提示部分も存在する。
wikipedia:劇場版ポケットモンスター 幻のポケモン ルギア爆誕
記憶に残っている限り、個人的には5作の中では一番退屈だった気がする。あまりよく覚えていない。つまらなかったのは、たぶん全体的に島の雰囲気が気に入らなかったんだと思う。
ヤドキング乙、といったところか。
結晶塔の帝王 ENTEI
「TVゲームやインターネットに現実逃避する現代の若者へのメッセージ」のようなものが秘められているように思われる。
wikipedia:劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI
こんなテーマだったのかよ・・。明らかに今見るべきじゃん、っていう。
表面的なテーマは家族だったかな。単純にストーリーが面白かったという記憶がある。それ以上の記憶はない。当時スイクン>ライコウ>エンテイの順で好きだったのがエンテイ>スイクン>ライコウに変わった程度。
セレビィ 時を超えた遭遇
純粋な友情と壮大な自然、環境保護の姿勢が見受けられる作品。ポケモン映画の主軸のテーマと成りつつある「関係性」を時間を駆使して伝えている。
wikipedia:劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇
セレビィといえば、「ウバメのほこら」に行っても出てこなくてがっかりした覚えがある。結局251匹そろったんだけど、どうやって入手したんだろ・・。
タイムスリップ。セレビィが悪になって目の色が変わった時は、本気でびびってた、てか怖かった。全体の雰囲気が緑豊かで、3番目くらいに好きな作品。
水の都の護神 ラティアスとラティオス
「一部の身勝手な大人が強大な力を得ようとして、世界が破滅の危機を迎える」という教訓めいたものを含んでいる
wikipedia:劇場版ポケットモンスター 水の都の護神 ラティアスとラティオス
実はミュウツーの次に好きな作品。ラティアス/オスが好きだったからね。あと、アルトマーレが美しい街で作画もきれいで。あと主題歌。映画の雰囲気と完全にマッチしていて、今でもすごく印象に残ってる。映画見終わった後、家に帰ってピアノで弾きまくってました。
でもやっぱり当時小5の僕的には、カノンラティアスにときめいてしまったのが一番の要因。
*1:てか5作目とかみんな見てないか